臨機応変な対応とチームワークがカギ!
看護師は患者さんの命を預かる、とても重要な仕事です。
患者さんの容体が急変する場面も珍しくありませんので、そこには臨機応変な対応とチームワークが求められます。
迅速な対応をするためには、普段から職場の同僚とコミュニケーションを取り合い、話しやすい関係性を作っておかなければなりません。
しかし、職場内の関係性が悪かったり苦手で話しにくい人がいたりすると、緊急時にコミュニケーション不足が露呈します。
例えば、患者さんにちょっとした違和感を覚えた時、「これは伝えた方がよいのだろうか」と自分の頭の中で考えてしまい、報告が遅れる原因にもなります。
特に新人看護師の場合は経験も知識も浅く、分からないことも多いです。
気軽に相談や報告をできる相手がいないと、その連絡不足が重大なミスに繋がってしまう可能性もあります。
看護師は人間関係が大切な仕事ですが、どうしても苦手な人はいると思います。
「苦手だな」「嫌いだな」という意識で接すると相手にも伝わってしまうものです。
まずは自分から好意の伝わる接し方を心掛ければ相手の態度も変わることがあります。
ただ、どう努力しても苦手と感じてしまう相手も中にはいるでしょう。
無理に関係を作ろうとすると、大きなストレスとなってしまうこともあります。
その場合は、同じ意見をもつ人や気の合う存在を見つけて、その人との関係性を作ってください。
悩みや疑問を聞いてくれる「自分の味方」が職場に一人でもいれば、心の負担は大きく違います。
また、その人が苦手な人の付き合い方や対処法をアドバイスしてくれる場合もあります。